リフォーム「新町の家」

主役は、70代のご夫婦。人形作家として精力的に活動される奥様のアトリエと住まいを両立させるため、必要な機能とそうでないものを丁寧に整理しました。

限られた敷地の中でいかに広がりを感じさせるかを重視し、外部空間を積極的に活用。日当たりが悪く敬遠されがちだった庭は、光を呼び込み、プライバシーを確保しながらも、周囲の環境と調和する「都市のオアシス」へと生まれ変わりました。

 

空間の特長

1. 連続性で広がりを生む内部空間

室内は、壁面と天井に同じ木材を使い、同じ方向に張ることで、視覚的な広がりと奥行きを演出しました。素材を統一することで空間に一体感が生まれ、心地よい安らぎをもたらします。

2. 光とプライバシーを守る中庭のようなウッドデッキ

寝室に隣接するウッドデッキは、ポリカーボネートの屋根で明るさを確保しつつ、木製の塀で囲むことでプライバシーを保護。圧迫感のないよう、隣家の借景を取り入れ、「心地よい距離感」を保ちながらも、開放的な中庭のような空間を実現しました。ここは、セカンドリビングとして、またアトリエに隣接する憩いの場として、多目的に活用できます。